シフゾウは自然界では絶滅してしまった動物 なぜいま見ることが出来るのか

シフゾウ:偶蹄目シカ科シフゾウ属(ぐうていもく=爪が偶数)
学名:Elaphurus davidianus
オスはツノが毎年生え変わるシカの仲間です。
落角(らっかく)したツノは展示してあるのですが、意外に重たい。
みなさん二本のツノを頭に当てて写真を撮影しています。
広島市安佐動物公園にいるシフゾウの「アスカ」は17歳(2026年2月現在)
国内には3頭しかいない貴重な動物です。
ちなみにシフゾウは漢字では「四不像」
角がシカ、頸部がラクダもしくはウマ、蹄がウシ、尾がロバに似ているが、そのどれでもないと考えられたことが「四不像」となったと言われています。

シフゾウは19世紀末、中国国内で絶滅寸前となったが、一部の個体がイギリスへ移されていたことで種の存続が可能となった。
中国ではその後、洪水や戦乱などによって完全に姿を消したが、ベッドフォード公がウォバーン・アビーで保護・繁殖させた個体群が生き残ったのです。
現在のシフゾウは、この英国で保存された個体群の子孫であり、20世紀後半には中国への再導入も行われています。
ただ日本のシフゾウは冒頭で書いたように3頭しかいないうえ、すでに高齢化しています。
広島市安佐動物公園のシフゾウのアスカは丘の一番高いところにいるため足を延ばして上がっていくのも大変ですが、海外から輸入できない現状では国内では二度と見られなくなることになるので、ぜひいまのうちに訪れてください。
坂の多い安佐動物公園では、出来れば歩きやすい靴がいいでしょう。
¥5,590 (2026/06/09 15:45時点 | Amazon調べ)

