知ると楽しい動物の話:ヤブイヌのメスが逆立ちでおしっこをする意外な理由

オスは犬と同じように片足を上げて、メスは試行錯誤して逆立ちのおしっこを習得する

英語でブッシュドッグ 日本語でヤブイヌって その通りの日本語名な気がするな。

ヤブイヌは南米の森林や湿地に生息するイヌ科の動物です。体長はおよそ60~75cmほどで、短い脚とずんぐりした体つきが特徴。見た目は小さなクマやカワウソを思わせますが、オオカミやキツネと同じイヌ科に分類されます。

水辺での生活を得意としており、指の間には水かきも発達しています。野生では家族単位の群れで暮らし、協力して獲物を追うことでも知られています。

そんなヤブイヌには、動物園でもなかなか気付かれないユニークな習性があります。それは、メスが逆立ちをしておしっこをすることです。

残念ながら逆立ちしておしっこしている写真がないのですが、かわりにヤブイヌの赤ちゃん写真があります。
おしっこの写真よりいいかと思うので(笑)

2021年11月 神戸どうぶつ王国で撮影した子供のブッシュドッグ

ヤブイヌは動物園でもなかなか見る機会が少ない動物ですが、繁殖に成功すると愛らしい赤ちゃんの姿を見ることができます。

今回出会ったのは(神戸どうぶつ王国)生後2か月ほどのヤブイヌの赤ちゃん。
成獣になると群れで協力して狩りを行う優秀なハンターですが、この頃はまだあどけない表情を見せていました。

メスが逆立ちをしておしっこをするというユニークな習性だけでなく、家族で子育てを行う社会性の高さもヤブイヌの大きな魅力です。

動物園で見かけたら、ぜひ足元にも注目してみてください。
もしかすると、逆立ちマーキングの瞬間に出会えるかもしれません。

ヤブイヌは国内でも飼育数が多くない希少な動物で、各園が繁殖に取り組んでいます。近年も個体の移動やペアリングが行われており、将来に向けた繁殖計画が続けられています。

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