日本の自然を一緒に辿る:襟裳(えりも)の春は何もない春です?

北海道の背骨? 日高山脈から太平洋に突き出たあまりに風が強い襟裳岬をご紹介します。

駐車場から岬方面に歩いていくと襟裳岬「風の館」という施設があります。
一見すると地下に埋まっているような不思議な構造をしています。これはすぐ隣にある「襟裳岬灯台」の光を遮らないため、そして岬の美しい景観や厳しい自然環境の植生を守るために、わざわざ地面に埋め込む形で建設されたという背景があります。

この岬は日本屈指の強風地帯であり、「風の館」では台風並みの風速 25 m/s を安全に全身で体験できる珍しいアトラクションが人気です。

また望遠鏡も備えてあり、岬の先から見える岩場にいるゼニガタアザラシが見える?かもしれません。
というのも説明ではゼニガタアザラシが見えると書いてあったが、いくら探しても見えなかった・・
みなさんは、ぜひ探してみてください。

果てしなく遠く感じる岬の先端 ですが先日訪れた神威岬のほうが遥かに遠かった

襟裳岬は、北海道を南北に貫く背骨のような「日高山脈」が、そのまま太平洋へと沈み込んでいく終着点です。
岬の先端から海へと続く約 2 km の岩礁地帯(黒岩)は、まさに「山脈が海に潜っていく瞬間」そのものです。

ちなみにこの遊歩道は500メートルほどで徒歩で5~10分ですが、帰り道が上り坂ですので風が強い日はけっこう辛いかもしれません。

晴れたら最高の景色が見れることを約束いたします!

2キロにわたる岩礁地帯は岬めぐり野郎にはたまらない景色です。
この日は天候にも恵まれ、風もそれほど強くないし絶好の写真撮影スポットでした。

写真を拡大してみたけれど、やっぱりアザラシは見えませんでした・・・
岩礁に見える白いのはカモメたちです。

襟裳岬は、1年間のうち150日以上も風速 15 m/s 以上の強風が吹き荒れる日本屈指の風衝地帯ですが自分が訪れたときはそこまで荒れていない、ちょっと強風を経験しておけばまた別の記事を書けた気もしますが、それも含めてぜひ訪れていただきたい。

ちなみに振り返ると航空自衛隊のレーダーサイトが見えます。
元航空自衛官としては、ぜひ紹介したいのですが、ここの隊員たちには給料とは別にへき地手当が出ます。
外出しても北海道のコンビニ「セイコーマート(通称セコマ)」までは車で15分 娯楽施設もありません。
きっとお金は貯まるんだろうなぁ~(かなり他人事・・・)

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