日本全国(アメリカ含む)を旅してきたポケモン×工芸展が広島にやってきています!!

日本最高峰の技法で命を吹き込まれた、美しきポケモンたち――。広島県立美術館で開催中の「ポケモン×工芸展」へ足を運んできました。工芸作家たちの凄まじい「わざ」と情熱が詰まった空間を、ファインダー越しに出会った素晴らしい作品たちとともに振り返ります。

会場でひときわ目を引いたのが、今井完眞氏の作品《ゼニガメ》。まるで歌舞伎の見得を切っているかのような力強いポーズで、今にも動き出しそうな躍動感があります。アニメやゲームの可愛らしいゼニガメとは一味違う、きりっとした表情と堂々たる佇まいに思わず見惚れてしまいました。
鋭い電撃を感じる彫金美!吉田泰一郎氏の《サンダース》

そして、思わず息をのんだのが金工作家・吉田泰一郎さんによる《サンダース》。
サンダースの特徴であるトゲトゲとした鋭い毛並みが、すべて金属で表現されています。
驚くべきなのはそのディテール。実はこれ、細かく成形された無数の金属パーツ(植物や生き物のモチーフ)を一つひとつ緻密に組み合わせて作られているんです!
ゴールドに輝くボディは、まさにでんきタイプのサンダースそのもの。作家さんの凄まじい技術と情熱が伝わってくる、見応え抜群の超大作でした。
会場で一番衝撃を受けた、異次元の陶芸!林茂樹氏の《月光 Pokémon Edition》

そして、私が今回の展示で最も度肝を抜かれたのがこちら。
陶芸家・林茂樹さんによる《月光 Pokémon Edition》です。
近未来のSF映画に出てくるパイロットのような、あるいは精巧なフィギュアのような佇まいですが……驚くことになんとこれ、すべて「やきもの(陶磁器)」で作られているんです!
つややかでなめらかな白いスーツの質感は、まるで最先端のプラスチックや特殊樹脂のよう。
近未来的なデザインと、日本の伝統的な陶芸技術が融合した姿は、まさに異次元のクオリティです。
右手にしっかりとモンスターボールを握りしめ、何かを覚悟したような少年の表情を見つめていると、ここが美術館であることを忘れてポケモンの未来世界に迷い込んでしまったかのような錯覚に陥りました。
「工芸展」の概念をガラリと覆される、圧倒的なインパクトを放つ大傑作です!

れから行く人へ!知っておきたいチケット購入の注意点と裏ワザ
最後に、これから「ポケモン×工芸展」へ行こうと考えている方へ、大事なチケットの情報をシェアします!
会場窓口での当日券販売はありません!
一番気をつけてほしいのが、美術館の窓口では当日券が買えないということです。必ず事前に自分でチケットを手配する必要があります。
購入方法は大きく分けて以下の2つです。
- スマホから公式オンラインチケットで購入(支払い後、画面のQRコードでそのまま入場)
- コンビニ(ローソン、セブン-イレブンなど)の端末で購入
実体験!直前でもスマホ決済でサクッと買えました
「予約とか面倒そう…」と思うかもしれませんが、実はめちゃくちゃ簡単です!
私が現地に行ったときは、入場のわずか30分前にスマホからサクッと決済して、そのままスムーズに購入・入場できました。
平日の場合は、当日その場でスマホから買っても十分間に合います。ただ、土日祝日や特定日は「日時指定」の枠が埋まってしまう可能性があるので、予定が決まったら早めにオンラインかコンビニで押さえておくのが確実です。
おまけ:チケット提示で「縮景園」が100円に!
美術館のすぐ隣にある美しい日本庭園「縮景園」ですが、ポケモン展の観覧券(スマホのQR画面でもOK)を提示すると、通常260円の入園料がなんと100円になります!
展示を観終わったあとの余韻に浸りながらの散策にぴったりなので、ぜひ合わせて立ち寄ってみてくださいね。

