大竹市の下瀬美術館で四谷シモン企画展

四谷シモン 祈る天使像

広島県の西部にある大竹市の下瀬美術館に撮影の初挑戦してきました。
なんと人形作家である四谷シモン企画展やっててびっくりしました。
20代のころ、この方の写真集を持っていて、リアルな人形の雰囲気に飲み込まれていた
時期があったので、とても良い撮影が出来ました。

この天使像は、顔立ちは幼さと静謐さが同居していて、四谷シモン特有の「人形性」と「聖性」が強く出ています。
目線はわずかに上方。これは“祈り”というより“受信”に近い表情にも見えます。

四谷シモンは球体関節人形で知られます

この美術館ですが、作品への光の当て方が素晴らしい。
ですのでカメラマンとしても雰囲気のいい写真を撮影できます。
注意書きに「1メートル以上離れて撮影してください」となっていますが、ほぼ実物大の大きさ
なので、そこまで寄らなくても大丈夫です。

四谷シモン の作風

四谷シモンは、日本における球体関節人形の第一人者。
その作品は単なる人形制作を超え、「存在」を造形する芸術として評価されている。

作風の特徴

  • 耽美性と聖性の融合
    少年・少女の無垢な表情に、宗教的・象徴的な気配を宿す。
  • 生と死のあわい
    生きているようでいて静止している、人形特有の境界性を強調。
  • 白を基調とした造形美
    石膏のような肌質、繊細な陰影、静謐な空気感。
  • 演劇的構成
    翼や衣装、光背などを用い、彫刻でありながら舞台性を持つ。

四谷シモンの人形は「可愛い」や「美しい」を超え、
見る者に時間や記憶を呼び起こす存在であると言えます。