倉敷市歴史民俗資料館 建物の歴史

資料館(旧倉敷幼稚園園舎)設計は江川 三郎八?OR 薬師寺主計?

倉敷市歴史民俗資料館

公式ホームページには書いていないのだが、ここ倉敷市歴史民俗資料館は江川 三郎八(えがわ さぶろうはち、1860~1939)という方が設計したと、管理人をされている方から聞きました。
が・・・ 調べてみたところ薬師寺主計(やくしじかずえ)の設計ではないかとの説も??
どなたか正解をご存じの方がいらっしゃいましたら・・・書き込みは閉じているんだった。

それは置いといて、とくに入口に見られるアーチ形の意匠は廊下にもデザインされていてセンスの良さを感じます。
特に注目は屋根の上にきんちゃくがあること!
子供たちの夢がたくさん入っているんだろうなぁ~

外観デザインはアメリカ風スティックススタイルで、正面から見ると左右対称のルネッサンス形式
なんだか難しい表現ですが、瓦を使用して和を出しながらも洋風建築という当時はかなり先進的な設計だったのでしょう。

市松模様のガラスに廊下にもアーチ状の窓が使われています。
このあたりのデザインも、日本ではあまり見たことのない意匠のように感じました。

ガラスには市松模様というこちらもお洒落なデザインです。
ちなみに市松模様は江戸時代の歌舞伎役者「佐野川市松」が着用して流行したためこの名称になったと言われています。
昭和初期~戦前の意匠によく見られるタイプです。

奥には農機具の唐箕(とうみ:風を起こして穀物を選別する装置)、水田の雑草を抜くもの、田んぼに水を引き込む水車や脱穀装置なども展示してありました。

後方から撮影すると八角形になっているのが良くわかります。
そして屋根の上には赤いベレー帽のようなものも乗っていてかわいい♪

残念ながら撮影日は曇天で、できれば抜けるような青空でと思いましたが、お天気だけは人間の力の及ばないところ・・・
建物の正面には2本の桜がありますし、晴れて桜の咲いているときに再チャレンジしてみたい。