日本人も知らない履き物③あさぐつとは

浅沓とは?古代日本の貴族が履いた靴

日本の履き物というと、多くの人は
下駄 や
草履
を思い浮かべるでしょう。

しかし古代日本の貴族たちは、
まったく違う形の履き物を履いていました。

それが 浅沓(あさぐつ) です。

丸みを帯びた独特の形をした靴で、
宮廷の装束とともに用いられた履き物です。


浅沓とはどんな履き物?

浅沓は、古代から中世にかけて
主に宮廷文化の中で使われた履き物です。

素材は

  • 漆仕上げ

などが使われることがありました。

形は丸みが強く、
現代の靴とはかなり違ったデザインをしています。


宮廷文化と履き物

平安時代の貴族は、衣服だけでなく
履き物にも厳しい作法がありました。

公家装束では

  • 浅沓
  • 沓(くつ)

などが使われ、
身分や儀礼によって履き物が変わりました。

つまり履き物は、単なる道具ではなく
身分や礼儀を示す重要な文化要素だったのです。


現代にも残る古代の履き物

浅沓は現在でも、
神社の祭礼や宮廷儀礼などで
伝統的な形が受け継がれています。

普段の生活で見ることはほとんどありませんが、
古代の装束文化を知る上では
とても重要な履き物です。


日本人も知らない履き物文化

現代の日本では

  • 下駄
  • 草履
  • 革靴

などが一般的ですが、
歴史をたどると日本には
さまざまな履き物が存在しました。

浅沓もその一つで、
古代日本の宮廷文化を伝える履き物なのです。