日本人も知らない履き物⑧|まかいとは?

このボロい靴、実は○○だった|麻鞋(まかい)の役割とは

麻鞋(まかい)とは?

これは「麻鞋(まかい)」と呼ばれる履き物で、主に平安時代に使われていました。
麻や草を編んで作られた、非常に素朴な靴です。

見た目の違和感

この履き物には、いくつか気になる点があります。

  • 革でも木でもなく「草」でできている
  • 編み込みが粗く、耐久性が低そう
  • 足を完全に覆うわけでもない

なぜこの形なのか?

✔ とにかく安く作れる

  • 麻や草はどこでも手に入る

✔ 通気性がいい

  • 蒸れにくい
  • 夏でも履ける

✔ 消耗品として使われた

  • すぐ傷む
  • だから使い捨てに近い感覚

誰が履いていたのか?

麻鞋は、主に庶民や下級の人々が使っていたと考えられています。

  • 農作業
  • 日常生活
  • 移動用

貴族の靴との違い

同じ時代でも、履き物は大きく違っていました。

  • 貴族 → 装飾・格式重視(沓など)
  • 庶民 → 実用・コスパ重視(麻鞋)

現代との違い

今の靴は、耐久性やデザインが重視されますが、
麻鞋は「すぐ作れて、すぐ使える」ことが優先されていました。


まとめ

シンプルすぎる見た目の麻鞋ですが、
そこには「安く・早く・実用的に」という理由がありました。
今でいう「100均の靴」に近い存在だったのかもしれません。