春と冬が同居する風景
観察

東広島市安芸津町・大芝島で河津桜を撮影していたとき、桜の枝の近くに橙色の実が残っているのに気づいた。
春の花の背景に、季節を越した実がぶら下がっている。
なんだろう? 当初は肉眼でカリンかと思ったが、どうも違うようだ
望遠レンズで撮影してみると、楕円形で、縦に筋があり、蔓からぶら下がっている。
近くを見ると巻きひげも確認できる。
- ウリ科の特徴を持つ
- 冬を越して退色している可能性
- 同地域での分布状況を考慮
当初はキカラスウリも考えたが、実の状態や地域性からカラスウリと判断した。
季節の重なり

河津桜は早春を象徴する花。
一方、カラスウリの実は秋に熟し、冬を越えて残ることがある。
同じ場所で、
- 新しく咲く花
- 役目を終えつつある実
が並ぶことで、時間の層が見える。
カラスウリは夏に白いレース状の花を咲かせるそうです。
夜に開花して朝には萎んでしまうそう
見てみたい気持ちはあるが、島の道路は細くて街灯がないため、この島での撮影は不可とした。

ちなみにこの大芝島には兄弟のような小芝島があり、上空から見るとハート形だそうで、
別名:ハート島と呼ばれているそう。
ここもぜひご覧ください。
大芝島へは無料の橋があり、道なりに1Kmほど進むと右手に早咲きでピンクが濃い河津桜(2月下旬)と朝はメジロが見えることもあります。
島の道路は狭いので、スピードダウンで走ってくださいね。

