七福神唯一の女神・弁才天 ― 音楽と知恵を司る美の神

日本神話・日本文化 / Japanese Mythology and Culture

弁才天(べんざいてん)

**弁才天**は、七福神の中で唯一の女性神であり、
音楽・芸能・弁舌・知恵・財運を司る存在です。

起源はインドの女神 サラスヴァティー(Sarasvati) にあり、
仏教を通じて中国、さらに日本へと伝えられました。
そのため、七福神の中でもとくに国際的な背景をもつ神といえます。

弁才天は多くの場合、

  • 琵琶(びわ)を持つ姿
  • 穏やかで上品な女性像

として表現されます。
琵琶は音楽や芸術だけでなく、言葉の力・知恵・表現力を象徴しています。

今回展示されている土人形でも、
落ち着いた佇まいと柔らかな表情が印象的で、
七福神の中に静かな美と知性をもたらす存在として描かれています。

弁才天は芸能の神として、
音楽家・芸術家・学問に携わる人々から篤く信仰されてきました。