寿老人(じゅろうじん)

**寿老人**は、七福神の一柱で、長寿・福徳・健康を司る神として知られています。
中国の宋代に実在したとされる長寿の老人をモデルにした存在で、道教的な仙人像が起源とされています。
特徴的なのは、
- 長い頭と白い髭
- 経巻(巻物)を結びつけた杖
- 鹿を伴う姿
鹿は千年生きると信じられた霊獣であり、寿老人の長寿性を象徴する重要なモチーフです。
展示されている土人形でも、穏やかな微笑みと落ち着いた佇まいが印象的で、
人々が願った「静かで健やかな老い」の理想像が表現されています。
寿老人は、福禄寿と混同されることも多い存在ですが、
より「長寿そのもの」に特化した神として信仰されてきました。

