― 打ち出の小槌と福袋が象徴する、暮らしの豊かさ ―

日本神話・日本文化 / Japanese Mythology and Culture

大黒天(だいこくてん)

**大黒天**は、七福神の中でも特に「生活に密着した福」を司る神として知られています。
俵の上に立ち、打ち出の小槌を手にし、福袋を担ぐ姿は、五穀豊穣・商売繁盛・家庭円満を象徴しています。

大黒天は、もともとインドの神「マハーカーラ」に由来し、日本では仏教と神道が融合する中で、農耕神・財福神として受け入れられてきました。
特に米俵と結びついた姿は、日本の農村文化と深く結びついています。

大黒天の特徴

  • 俵(米俵)の上に立つ姿
  • 打ち出の小槌
  • 福袋を担ぐ姿
  • 穏やかで親しみのある表情

ご利益

  • 五穀豊穣
  • 商売繁盛
  • 金運上昇
  • 家庭円満

土人形としての大黒天は、正月飾りや縁起物として広く親しまれ、家の台所や商家の店先に置かれることも多くありました。本作もまた、日常の中で福を願う人々の思いを映した一体といえるでしょう。