2016 丘珠航空ページェント

― 実働機が語る日本の航空断面 ―
2016年7月24日、札幌・丘珠空港において
第29回 札幌航空ページェントが開催された。
このイベントは、いわゆる「航空祭」とは少し性格が異なる。
展示されたのは、デモンストレーション専用機や記念塗装機ではなく、
日常的に任務に就いている現役の航空機たちだった。
報道取材、警察・消防、防災、測量、官公庁業務。
そして陸・海・空の自衛隊機、在日米軍機。
さらに個人所有の小型機やビジネス機までが、
同じ滑走路、同じエプロンに並ぶ。
これは「特別に集められた機体」ではない。
丘珠という業務空港に、普段から存在している航空機群が、
そのまま公開された一日だった。
本アーカイブは、この2016年丘珠航空ページェントにおいて撮影した写真をもとに、
機体ごとに用途・運用主体を整理し、
当時の日本における航空運用の断面を記録することを目的としている。
航空祭では見落とされがちな、
しかし確実に社会を支えていた航空機たち。
その姿を、可能な限り事実に即した形で残していきたい。





