― 福・禄・寿を一身に備えた、長寿と徳の神 ―

日本神話・日本文化 / Japanese Mythology and Culture

福禄寿(ふくろくじゅ)

**福禄寿**は、その名のとおり「福(幸福)・禄(財)・寿(長寿)」の三徳を授ける神として信仰されてきました。
七福神の中でも特に長い頭と白い髭が特徴的で、落ち着いた知恵と徳を感じさせる姿をしています。

福禄寿の起源は中国の道教思想にあり、南極老人星(長寿を司る星)の化身とされる存在です。
日本では、長命や人格的な成熟、穏やかな老いを象徴する神として受け入れられました。

福禄寿の特徴

  • 非常に長い頭
  • 白い髭をたくわえた老人の姿
  • 巻物や杖を持つ姿で表されることも多い

ご利益

  • 延命長寿
  • 幸福招来
  • 財運向上
  • 人徳円満

土人形の福禄寿は、人生の後半に訪れる「穏やかな幸福」を象徴する存在です。七福神の中でも静かな存在感を放ち、家内安全や健康長寿を願う人々に寄り添ってきました。